 |
舞踊団:『サンディ・スワラ』
人の心にも、この世界にも善と悪とが同時に存在している、というバロンダンス。月曜日に開催されています。火曜日と木曜日にケチャダンスの公演を行います。その善を具現化したものが聖なる獣バロン。 悪の化身が魔女ランダ。人の心の中で善と悪とが常に戦っているように、バロンとランダは永遠に戦い続ける・・・というお話です。毎週火曜日に開催されているのがケチャ&トランスダンス。闇夜に響き渡わたる猿たちの大合唱、それがケチャです。バリ島舞踊には珍しくガムランは使われません。上半身裸に腰布をつけた100人を超える男たちが円陣を組み「チャ、チャ」と 叫ぶ中でダンスが行われます。あるときは地面を揺るがすような豪快さで、あるときは不気味な不協和音でおどろおどろしく叫び続けるのです。 この男たちの合唱する声だけが、唯一の音楽なのです。 ラーマヤナを題材にしたものがもっとも一般的なケチャのストーリー。魔女にさらわれた妻シータを、弟ラクスマナと猿の将軍ハヌマンらの 協力を得て、ラーマ王子が救い出す愛の物語。ケチャダンサーの場面に応じてさまざまな自然を表現しているのも見ものです。 バリ独特の相対観念を果てしなき戦いで表現したものがバロンダンス。そんな中にも艶やかさがありますね。 |